夏。焦躁に駆られる。

雑記

夏が好きだ。

小中学生なんかの時には好きな季節は?と聞かれた時は決まってお正月とクリスマスがあるから冬。とおどけて答えていたものだが真っ赤な嘘である。私が一番好きな季節は夏だ。

初夏の、少し汗ばみながら日陰を探し、セミの鳴き声にうんざりし始める感じも、盛夏のうだるような暑さの中汗だくになりながらコンビニまでアイスを買いに行く感じも好きだ。

ただ夏の終わりだけは嫌いである。少しずつ涼しくなっていくなかで、私は夏を無駄にしたんじゃないか、もっと楽しめたんじゃないか、そんなふうに感じる。

そもそも私の人生において夏の終わりは後悔がつきものである。小学生、中学生の頃はために貯め続けた夏休みの宿題に絶望し、高校生の頃は同級生達の楽しそうな夏休みの投稿をみて、夏を無駄にしたような気分を味わっていた。

今年の夏の終わりは特に憂鬱で8月の後半には私は20歳を迎える。社会的責任なんていらないし、まだ子供でいたい。

夏は青が綺麗だ。サムネの写真は去年月山の山頂で撮ったものだ。

私の使ってるOLYMPUSのカメラは青が綺麗に出る。今年の夏に撮りたいものは決まっていて、もくもくの入道雲の写真を撮りたい。

結局何が言いたいかと言うと、少しでも子供最後の夏を有意義なものにしたいだけだ。

入道雲とりたいし、夏の北海道にバイクで行きたい、ライブにも行きたいし、久しぶりに祖母の顔を見たい、まだやりたいことは沢山ある。

夏の終わりには線香花火をして、夏とお別れしよう。今年の夏こそ後悔しないものにしたいものだ。

ただ難しいもので、有意義なものにしようと意気込むと、大抵ろくでもないことになるとこの頃感じている。

だからこそ肩肘はらずにゆるっと夏を過ごそうと思う。その結果また夏の終わりに後悔するんならその時はその時だ。来年の夏こそ楽しもう。

こんな風に肩肘はらずにテキトーに生きれれば楽だろうとは思うが、そうもいかないのが難しい。

きっと今聞いてる音楽を聞かなくなった時がテキトーに生きれるようになった時なんだろう。それもそれで悲しいものがある。

難しいっすね。

それでは。

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