ド名盤。最近のアジカンはいい曲が多すぎて次のアルバムの期待値がどんどん上がっている。
エンパシー
最近のアジカンの曲では珍しく、いい曲だなあという思いよりも驚きが勝った曲。優しいゴッチの歌声から始まる。Aメロを聞いてああ最近のアジカンぽいなあと思ったのも束の間、Bメロの｢時に激しい雨に打たれても〜｣から、あれ？と思い、サビで衝撃を受けた。めちゃくちゃ昔のアジカンぽいやん。昔っぽい疾走感と最近の洗練された演奏が上手く融合している。
特に気に入ってるのがBメロからサビにかけてで、潔のキレッキレのドラムはもちろんのこと山ちゃんベースがものすごく気持ちいい。また1番と2番で微妙に演奏が異なっていて、2番の｢僕らの魂の在処かも｣のところのギターがものすごく良い。
シンパシーとエンパシーは日本語ではどちらも共感などと訳されることが多いが、シンパシーにはやや同情といったニュアンスが含まれている。同情や憐れみといった感情は、無意識のうちに相手を同情や憐れまれるべき可哀想な人と決めつける傲慢さがある。あえてシンパシーでなくエンパシーを曲名にして、歌詞でただ純粋に認め合う世界を望むことを歌う、そんなアジカンの詞が大好きだ。
フラワーズ
カップリングらしく何回か聞いてるとしみる曲。包容力のあるゴッチ全開。最近の曲の例に漏れず低音がものすごく気持ちいい。
触れたい、確かめたい Seiho Remix
remix前も名曲でどうRemixしても原曲には敵わんと思っていたが、余裕で予想を超えてきた。最近スーパーカーを聞いてるのもあってテクノ系のremixが非常に心地いい。remix前が雨の日に聞きたい曲だとしたら、remixは深夜に聞きたい。
歌詞とかの感想はこちらに書いてあるので、良かったらどうぞ。
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