宮城県大型二輪一発試験

バイク

今年の春休みを利用して大型二輪を一発試験で取得したので忘れないうちに記事にしておく。

結論から言ってしまえば、普段中型バイクなどに乗っててバイクの操作ができる人なら回数受ければ、受かる試験だと感じた。

流れ

流れとしては事前審査→試験→合格したら免許証発行となる。なお試験は予約が必要で事前審査の後と試験を受ける前に予約ができる。(合格したら予約は自動で取り消されるそう)

持ち物など

試験の際の持ち物は免許証、証明写真、バイクを運転できる格好(ヘルメット、グローブ等)、受験票。試験の際は貸し出しされているプロテクターを着用するが、自前のプロテクターでもいいらしい。

宮城県は月金の午前中に試験を行っており(2021年現在)1回の試験につき4,000円ほどかかる。また合格した際は免許の発行に追加で2,000円ほど必要となる。

試験

試験車両はピカピカのNC750だった。足つきも悪くなくそんなに重くないので非常に扱い安かった印象。

スラローム、一本橋は中型より少しだけタイムが厳しくなっている。どちらも一発で試験中止になりうるのでタイムを気にしすぎるよりはパイロンにぶつかったり、橋から落ちたりしないようにするほうが無難。

S字クランク坂道発進は中型のときと同じ。自分はクランクがあまり得意じゃなかだたので大学の駐車場で練習してから試験に臨んだ。ありきたりなアドバイスだが走行ラインに気をつけることと、リヤブレーキ引きずりながら半クラで低速走行できるように練習することが有効。S字と坂道発進は普段乗ってるなら特に失敗する要素はないと思う。

急制動。普段乗ってるエストレヤがブレーキあまり効かないのもあるがNC750のブレーキは十分強力で特にブレーキに関して不安は感じなかった。

波状路。大型特有の課題走行。半クラ当てて前輪が段差に乗ったらアクセル煽るだけ。ほかの受験者の方を見ているとエンストしてる人もちらほらいたので注意。

法規走行。一発試験の肝。これが出来なきゃどんなにライテクあっても落とされる。自分の場合はメリハリのある加速と交差点付近での安全確認を何回も言われた。そのため交差点進入前に十分減速し、安全確認を終えてから交差点に進入、交差点を抜けたらしっかりと加速することを心がけるようにしていた。またウィンカーのタイミングや右折のために寄るところなどを把握するために試験コースを覚えることは必須。また左折時に膨らんで減点される受験者さんが多かった印象。

以下法規走行で特に気をつけていた点

  • 乗車前安全確認
  • ミラーの調整
  • 停止時に右足をつかない(リヤブレーキを踏んでおく)
  • メリハリのある加速
  • 交差点での安全確認
  • 左折をふくらまないように

またこれは宮城県限定の話だがコース1で一本橋に侵入する際に30m手前でウィンカーを出すと、手前の交差点の信号前になってしまうため、交差点の真ん中を過ぎた辺りでウィンカーを出すようにしていた。

試験後

合格したらヘルメットを脱いでこっち来てねと呼ばれる。不合格ならその場で講評を貰える。自分は5回受験したが毎回同じ試験官の方で、非常に物腰穏やかで丁寧な講評をして頂いた。(他の受験者の方の話によるとまともな講評をくれない試験官もいるらしい)。他の人に対する講評でも役に立つので聞いておくと吉。

結果

自分は5回22,000円ほどで大型二輪免許を取得出来た。以下指摘された点。

  • 1回目 安全確認、メリハリのある加速、左折膨らみ 減点超過で不合格
  • 2回目 安全確認、メリハリのある加速、交差点の中心を意識すること 減点超過で不合格
  • 3回目 クランクでパイロン接触 1発不合格
  • 4回目 安全確認、一本橋タイム不足 減点超過で不合格
  • 5回目 スラロームタイム不足 、予め右に寄らなかった 合格

まとめ

普段バイクに乗ってて月金に休みが取れるなら非常に低価格で免許取得が可能だと思う。自分はネットに宮城県免許センターで一発試験受けた方の動画が上がっているので、それを見ながらこのタイミングで安全確認だとか、ここでウインカーだとかイメトレをしていた。またほかの受験者さんの走りを見て、試験官の講評を聞いて減点されるポイントをみていた。実際にバイクに乗って練習したのは大学の駐車場でクランクの練習を少しした程度しかしていない。

受験予定の方はとにかく法規走行、法規走行に気をつけて頑張ってください。

何か聞きたいことがあったらTwitterまで、覚えてる限りで質問にお答えします。

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