サブカルくそ野郎に捧ぐ,Cody・Lee(李)「生活のニュース」

音楽

10月のタバコ増税に苦しむ,サブカルくそ野郎の皆さんこんにちは.

久々に最近のバンドでぐっと来たアルバムを見つけました.Cody・Lee(李)の「生活のニュース」です.

マイナーなバンドを探すのって本当めんどくさくて,大体youtubeの関連動画をポチポチし続けて,マイナーなバンドが好きな自分に酔ってるコメントを読んで辟易して,結局見つからないなんてことが多々ある.数年前まではbasement timesという音楽サイトでバンドを探していたんだけど,ここ数年全く更新がなく,最近は昔のいわゆる名盤と言われているアルバムと追っているバンドの新譜しか聞けていなかった.そんななか見つけたのがこのCody・Lee(李)の「生活のニュース」だ.

映画「サマーフィルムにのって」の主題歌の「異星人と熱帯夜」の歌詞にところどころkirinjiの名曲「エイリアンズ」を意識してるんじゃねという歌詞があったので気になり,このアルバムを聴いてみたら,ド名盤.絶対に曲順を変えずに,通して聴け.

歌詞でニルヴァーナやらkirinjiが出てきたり,三曲目の我愛你のギターがかっこよかったり,途中おっと思うところはありつつ,わりとチルい感じというかcitypopっぽい曲が6曲目の東京(2020)まで続く.

ここまでだったら普通にいい曲だなレベルのアルバムだったんだけど,次のボーイズブラボーがやばい.ここで急に王道のロックをぶち込んできた.そしてこの曲がよすぎる.とくに最後の叫んでるところ.痺れた.雄一おじさんの言葉を借りるなら,正直おちんちんが捻じれあがった.絶対このバンド銀杏boys好きだろ.この七曲目で名盤確定.あと百貫デブにはサプリメントって歌詞andymoriからとったやろ.

そして八曲目,ギターリフがキャッチーな「WKWK」,citypopっぽい九曲目、十曲目と続き.バラードっぽく歌う十一曲目.

そして再び王道ロック十二曲目の「when I was cityboy(2020)」.これがまた良い.歌詞にハヌマーン「デッセンクルー」やくるりの「さよならストレンジャー」などこれまた名盤が出てくる.

僕みたいな腐れサブカル野郎は歌詞にあのバンドがでてるだとか,あの曲のギターソロはあのバンドのオマージュだとか,そういったものが大好物なんだけどCody・Lee(李)はバンバンぶち込んでくる.

えてしてこういったオマージュ等はやりすぎると逆効果なものだが,そのバランス感覚がいいのか非常にちょうど良い.

そして最後にバラード調の十三曲目「桜町」でアルバムが終わる.

音楽を紹介するときは大体こんなジャンルっていうのを紹介した方がわかりやすいんだけど,Cody・Lee(李)は曲が幅広くてぶっちゃけわからん.

おしゃれな曲から愚直な曲まで全部いい.絶対にこのバンドは売れる.サブカルくそ野郎の皆さん,今が古参ぶるラストチャンスですよ.

それでは.

コメント

タイトルとURLをコピーしました