ASIAN KUNG-FU GENERATION【ダイアローグ/触れたい、確かめたい】 感想

音楽

どーも詩原です。

僕の1番大好きなバンドことASIAN KUNG-FU GENERATIONが10月に新譜「ダイアローグ/触れたい、確かめたい」をリリースした。今日はその感想でもつらつらと書き連ねようかとおもう。

今回僕が購入したのは初回限定盤の触れたい、確かめたいのTシャツがついてる方。このTシャツ早く着たいし、ライブやってくれないかな。

リリースから1ヶ月もたっているし、今更感が凄いが、まあこのブログに更新スピードを求められても困る。

今作はロンドンで収録されたという両A面シングルだ。前作「Dororo/解放区」も両A面シングルだったが、今後もシングル出す時は両A面シングルが続くのだろうか?自分はカップリング曲を集めたフィードバックファイルも結構好きなので、フィードバックファイル3が期待出来ないのは少し残念だ。

ダイアローグ

まずは入りのドラムがめちゃんこ良い。その後ゴッチの気持ちのいい歌声が続く。

最近のアジカンはなんというか包容力というか、許容力というか、僕みたいなクズだって抱きしめてくれるような歌を歌ってくれる。昔の曲も歌詞だけ見たら優しい歌が多いけど、最近はアップテンポな曲が少ないことも相まってそう感じる。今作「ダイアローグ」もそう。今はダメでもいいから頑張れと優しく励ましてくれる。

触れたい、確かめたい

ここ数年のアジカンの曲では個人的にかなり上位に来る曲。

今作はゲストボーカルとして羊文学の塩塚モエカさんを迎えている。

好みの問題であまり女性ボーカルの曲を聴くことは少ないが、アジカンの女性ボーカルを迎えた曲はお気に入りが多い。

この曲の最大のポイントは1番はゴッチが女性目線の歌詞を歌い、塩塚さんが男性目線の歌詞を歌う。2番以降は逆になりゴッチが男性目線の歌詞、塩塚さんが女性目線の歌詞を歌う。

この曲は未練タラタラの別れた男女の曲なのだが、1番で別れた理由?相手への不満を歌っている。その1番は歌詞の目線とボーカルの性別が逆なのだ。そして2番は2人が別れてからだいぶ時間が経ってからの心情を歌っている。これから思うに「触れたい、確かめたい」の時間軸では現在が2番で1番は過去の回想シーンである。未だに未練が残るからこそ、別れた、別れてしまった時の相手を思い出してしまう。だから1番はゴッチが彼女を思い出し、女性目線の詩を歌い、塩塚さんが彼氏を思い出し、男性目線の詩を歌っているんじゃないかと思う。

この歌はとにかく「触れたい、確かめたい」というフレーズを繰り返す。コロナ禍で会いたい人にもなかなか会えない中、こんな曲をリリースするというそれ自体がアジカンからのメッセージなんじゃないかとすら感じる。

ネクスト

最後はCD限定のこの曲。サブスクだと聴けないらしい。CD買って聞いて欲しいので、感想は書かない。

最後に

ホームタウン辺りからドラムのキックの音など低音にこだわり出したアジカンだけど、今作でまた洗練されたような気がした。

しかしアジカンの演奏も初期も比べてだいぶ変わったと思うけど、演奏聞いた瞬間「あ、アジカンや」って分かるのなんでなんだろうな。

つらつらと書き連ねてきたけど、詩の解釈なんて人それぞれだしあくまで僕の意見だ。私は俺はこう思うなんてことがあったらTwitterのDMにでも送ってくれたら嬉しい。アジカントークでもしようぜ。

それでは、また他の記事で。

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